日常

「俺か、俺以外か。」の話

こんにちは、Kです。

突然ですが、人生で最も大事な能力って何だと思いますか。

人によって答えは様々かと思いますが、最近、私がもしかしてコレなのでは…と感じているのは「自己肯定感を維持する能力」です。

自己肯定感とは、今さら説明するまでもありませんが、「ありのままの自分を肯定する、好意的に受け止めることができる感覚」のことを指します。「自分はこれでいいと思えること」ですね。

結局のところ、自己肯定感さえあれば人生何でもうまくいくのではないでしょうか。

多少お金が無くても、広い家に住んでいなくても、魅力的な恋人がいなくても、自分さえ、これでいいやって思っていれば全て解決です。

たとえ第三者の視点からはどんなに辛い境遇にいるように見えても、周囲に迷惑さえかけていなければ、本人さえ了承していれば、それでよいのです。

これって最強の状態ではないですか?

先日、ホスト界の生ける伝説、ローランドさんの「俺か、俺以外か。 ローランドという生き方」を読みました。

先日、Kindle Unlimitedの対象作品になっていたので、試しに読んでみるか〜という感じだったのですが、開いてみると非常に面白く、一気に最後まで読み切りました。

こちらの書籍は、もはやローランドさんの代名詞ともいえる「俺か、俺以外か」をはじめとする彼の名言と、その背景にある彼の考えをまとめたものですが、彼の自己肯定感は凄まじいです。

まさに自己肯定感のお手本です。

さすがに彼のような領域に誰もが到達できるわけではないと思いますが、「自己肯定感が高い人ってどんな感じなの?」というのに触れられる書籍だと思います。

ローランドさんの語り口も面白いですし、気持ちいいほどの自己愛に溢れた名言の数々に、読んでいるこちらも元気になります。

ちなみに、感銘を受けた私は、勢いで続編にあたる「君か、君以外か。」も読破してしまいました。こちらも前作に負けず劣らず元気になれる本です。

で、そろそろこんな風に思われてる方もいると思います。

「自己肯定感、自己肯定感、うるせーよ」と。「こっちはそれの上げ方がわかんねーからツラいんだよ」と。

すいません。

自己肯定感を高める方法、色々あると思います。

私自身、割と自己肯定感は高めの人間だと自覚しておりますが、あくまで自分の場合は、小さな成功体験を積み重ねた結果、「俺か、俺以外か。」とはいかずとも、「ダメなところもいっぱいあるけど、自分は自分でいいや〜」という考えが根付いてきた気がしています。月並みかもしれませんが。

成功体験と言っても本当に大したことでなくて、朝ちゃんと6時に起きられたとか、日課のランニングを欠かさずやるとか、英語の勉強を少しの時間でも続けるとか、そんなことの積み重ねです。

しかし、そういったことの蓄積が「アレも挑戦したらイケるんじゃないか」とか「コレも試しにやってみたらいいんじゃないか」と考えることができ、色々試しに動いてみたところ、結果として、現在の(自分としては)楽しいフリーランス生活につながっているんじゃないかなと思います。

もしも、これを読んでくださっている方の中で、本当はやりたい事や、実現したい事があるにも関わらず、つい「自分なんて」という考えで自らブレーキをかけてしまっている方がいたら、まずは日常におけるちょっとした成功体験を積み重ねることから始めてみてください。

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」とイチロー選手も言っています。

私も、引き続き小さなことを積み重ねて、いつの日かとんでもないところに到達して、自信を持って「俺か、俺以外か」と高らかに発言できるよう頑張ろうと思います。

以上、「俺か、俺以外か。」の話でした。