こんにちは、Kです。
4月になって新年度が始まりました。
私は無事に昨年度からお世話になっている職場で勤務継続となっているため(ありがとうございます)、今年は異動はありませんでしたが、新しい環境でお仕事をなさる方もいることと思います。
そして、早くも来年度のフリーランス転向を目指して転職活動を開始している方もいるのではないでしょうか。
先日、職場を選ぶ際の立地的なポイントに関して独断と偏見で3つご紹介しました。
https://free-doctor-life.com/%e8%81%b7%e5%a0%b4%e3%81%ae%e9%81%b8%e3%81%b3%e6%96%b9%e7%ab%8b%e5%9c%b0%e7%b7%a8%e3%81%ae%e8%a9%b1/
今回も職場を選ぶ際の給与や勤務内容以外の条件の中から「どのような時間形態で働くと満足度が高いか」という勤務時間のポイントを、自分の経験をもとにお伝えできればと考えています。
というわけで、「こういう時間形態の案件を選ぶと満足感が高かったです」というポイントを3つまとめました。先に紹介してしまうと以下の通りです。
勤務時間編
①拘束時間は短いに越したことないですよ
②早上がりがいいですよ
③平日休みを作るといいですよ
そんなわけで、一つずつ解説していきます。
①拘束時間は短いに越したことないですよ
本当に当たり前すぎることなのですが、労働時間は短いに越したことないです。
これは立地編にも書いたのですが、転職の際は脳内で色々な物質が分泌されて異様なテンションとなり、多少無茶な労働条件でも「イケるやろ」となってしまいがちですが、冷静になりましょう。危険です。
拘束時間が長い仕事はしんどいです。
「今日は朝から夜まで何処何処に縛り付けか…」と考えるだけでその日の朝は気が滅入ります。
また、拘束時間が長い仕事でスケジュールをガチガチにしてしまうと、ポッと新しい好条件の案件が出てきたときに手を上げにくくなってしまいます。
仕事の空いた枠を埋めることは比較的簡単ですが、すでに埋まっている枠を動かすことは結構難しいものです。
なので、もちろん稼ぎたい額にもよるとは思いますが、まずは午前のみ、午後のみ、といったような短めの勤務時間帯のものからスケジュールを埋めることをおすすめします。
自由を求めてフリーになったにも関わらず、あえて自分を不自由に追い込んでしまっては本末転倒です。
忙しくすることは後からでも、いつだってできます。
まずは自分がフルパワーで働き続けられる6割〜8割くらいの拘束時間の業務で日程を組んでみるとよいかもしれません。
②早上がりがいいですよ
拘束時間とも関連してくる内容ですが、仕事が終わる時間がちょっと早いだけで、かなり満足度が高いことに気づきました。
15時でも16時でも、ほんのちょっと早いだけでもいいのです。
平日昼間に自由になったときの解放感は異常です。
仕事の募集を見ていると、最近はビジネスマン向けの夜間営業のクリニックも増えてきていて、結構、給与も良かったりするのですが、個人的には多少条件が落ちても、昼の早上がり勤務を推します。
「昼間はフリーだけど、夕方から勤務」の1日と、「午前中勤務で、午後からフリー」の1日なら、やはり後者のほうがQOLは高いと思います。
多少、もらえる給与が下がっても、その分は、「時間の質を高めるための費用」と考えてみるのも一つではないでしょうか。
③平日休みを作るといいですよ
これは以前にも書きましたが、やはり平日休みの破壊力は凄まじいです。
https://free-doctor-life.com/%e3%80%8c%e5%b9%b3%e6%97%a5%e4%bc%91%e3%81%bf%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%9e%e3%80%8d%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e8%a9%b1/
飲食店はもちろん、映画等のエンタメ施設、役所や病院なども平日のアクセスは抜群です。
フリーランス医になれば何でもできる。平日昼間に舞台を観にいくこともできる。 pic.twitter.com/1ZyG149GXf
— 内科医 K (@naikaiK) March 17, 2022
変則的なスケジュールを組めることは、フリーランスの強みの一つです。
もちろん、平日休みを作ることで総収入が減ったり、あるいはその分を休日勤務で補う必要が出てくることもあるかもしれませんが、その価値は十分にあると思います。
平日ランチのお店で飲む生ビールは最高に美味しいですよ。
以上、職場を選ぶときの勤務時間に関するポイントについて、独断と偏見で3つ提案させていただきました。
当たり前すぎる内容もあったかもしれませんし、このあたり個人の好みによるところが多い部分かと思いますが、実際に勤務をスタートさせてこそわかることですし、あまり注目されていないポイントかなと思い、個人的な経験に基づいて紹介させてもらいました。
冒頭にも書きましたが、来年度の転職に向けてすでに行動し始めている方もいることと思います。ぜひ、給与や業務内容以外のポイントも確認しつつ、後悔のない職場選択をしていただければ幸いです。
以上、職場の選び方(勤務時間編)の話でした。