日常

ワクチン3回目接種後の雑感の話

こんにちは、Kです。

本日、新型コロナワクチンの3回目接種を終えてきました。

春からフリーランスとなり、3回目の接種が受けられるのかどうか不安でしたが、11月末に接種券が自宅に郵送され、12月1日に予約を取得し、本日の接種に到る、という運びになりました。

ワクチンを打った左腕はまだ軽い鈍痛がある程度ですが、3回目接種の副反応がどのようなものになるのか、不安もありつつ、医療者の端くれとして興味深く自分の体調を観察しています。

2021年12月3日現在、日本では全国的に新規感染者数の減少が見られている状況かもしれませんが、新たな変異株であるオミクロン株の出現もあり、まだまだ楽観視できない日々が続く見込みです。

そんな中、今回無事に3回目のワクチン接種を受けることができ、正直ホッとしています。

考えてみると、あれだけ恐ろしいウイルスに対して、これだけの予防効果をもったワクチンが、こんなにも速やかに供給され、こんなにも手軽に、しかも無料で接種が可能、という今の状況、本当に恵まれていますよね。

人は、良きにつけ、悪きにつけ、自分の置かれた状況には慣れてしまうものです。

ロシア文学の最高峰の作家といわれる、フョードル・ドストエフスキーの残した言葉にこんなものがあります。

「人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ。ただそれだけの理由なのだ。」

ドストエフスキーは28歳のときに政治活動がきっかけで逮捕され、死刑判決を受けますが、処刑の直前に急ぎの使者が現れ、すんでのところで執行が取りやめになるという経験をします。刑罰は4年間のシベリア流刑に減刑されました。

この直前の死刑執行中止は仕組まれたパフォーマンスだったと言われていますが、この「数分後に命を落とす」という境遇に身を置かれたという経験は、後のドストエフスキーに大きな影響を与え、「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」などの大作を残す原動力になったと言われています。

ちなみに私は大学生1年生の頃に「カラマーゾフの兄弟」読破に挑戦し、あえなく途中で断念した経験があります。漫画版は読みました。面白かったです。いつかまた原作にもチャレンジしたいです(「罪と罰」も同様の経過を辿りました)。


すいません、話が逸れました。

もちろん、今のパンデミックを「幸せ」というにはかなり無理があります。

ただ、我々は多くの場合、マイナス面にばかり注目してしまいがちです。

現在の状況を信頼できるデータから客観的に評価しつつ、多くの人達の尽力によってコロナウイルスに対して適切な予防策が取れていることや健康に働けていることに、各々で価値を見いだせるかどうか、というのが、このコロナ禍を少しでも心安らかに生き抜くための一つの方法なのかな…なんてことをワクチン接種後の待機時間に考えていました。

引き続き、感染対策をしっかり行いつつ、頑張っていきましょう。

以上、ワクチン3回目接種後の雑感の話でした。