日常

食洗機とコンコルド効果の話

こんにちは、Kです。

先日、食器洗浄機を買い替えました。

実は、私、食洗機を買い換えるのは今年度中で2回目なんですね。

一度目は夏の転居の際、それまで使っていた分岐水栓型(水道栓からつなげるタイプ)から、工事が不要で置き場所が比較的自由なタンク型(自分で水を汲むタイプ)のものに。

二度目の今回は、パナソニックから高容量のタンク型の食洗機が先日発売したため、思い切って買い替えました。


先日まで使用していたモノは2~3人分用と比較的コンパクトだったのと、我が家で使用している食器との相性が悪く、庫内に収納できる食器数に限りがあったため、容量が大きいタンク式のやつ出ないかな〜と思っていたところ、パナソニックから新製品が発売されると聞き、購入に至った次第です。


↑買い替え前の食洗器


↑今回購入したパナソニック製

使い始めて1週間程ですが、背の高いコップや大皿などの使用頻度が多い我が家では、やはりこちらの方が合っているなと感じています。洗い上がりもさすがのパナソニック、文句なしです。

食洗器に興味はあるものの、水道周りの工事とか面倒くさいな〜と思っていた人の新たな選択肢になるのではないかと思います。

買い替え期間わずか3か月という短期間の買い物になってしまったのですが、自分としては結果的に必要な買い物だったと感じています。

モノを新しく買うとき、人それぞれ様々な理由があるかと思います。

デザインが気に入ったから、とにかく最新のものがほしいから、などなど。

そんな中、私が一番大事にしているのは「その買い物で生活が豊かになるかどうか」ということです。

食洗器のような生活家電の場合は特にそれは重要なことなのですが、「思い入れがあるから」「買ったばかりだから」「高かったから」など、本来の価値とは別の理由から新しいものへの切り替えを躊躇してしまう方が多いのではないのでしょうか。

コンコルド効果と呼ばれる心理現象があります。

このまま投資を進めると損失が出ると分かっていても、これまでに投資した分を惜しみ、ついつい投資を継続してしまう心理的傾向のことです。

赤字になることがわかっていながら開発が進められた超音速旅客機コンコルドに由来します。埋没費用(サンクコスト)効果とも言いますね。

我々は何かを決断するとき、つい過去に自分が支払ったコストに注目してしまいがちです。

しかし、本当に重要視すべきなのは未来のほうなのですね。

返ってこない過去の犠牲に囚われず、より良い未来に向けた選択をしていくこと。日常生活につけ、仕事につけ、大事なことなのではないかと思います。

長々と語りましたが、要は食洗機をあまりに短期間で買い替えた言い訳についてでした。

新しい食洗機に我が家の食器の未来を託します。

以上、食洗機とコンコルド効果の話でした。