こんにちは、Kです。
人生で最も大事なものは何でしょうか。
冒頭から宗教的で申し訳ありません。まだ読むのをやめないでくださった方、ありがとうございます。
もちろん、答えは千差万別だと思います。お金と答える方、仕事と答える方、様々な回答があることと思いますが、自分の場合はやはり時間と答えます。
アメリカ独立宣言の起草委員の一人で、「建国の父」と称されるベンジャミン・フランクリンの言葉にこんなものがあります。
「時間を無駄に使わないほうがいい。人生は時間の積み重ねなのだから。」
たしかに、人生というのは結局のところ長い長い時間そのものです。
時間の使い方に関しては色々な本が出ていますが、最近読んだ本ではコレが面白かったです。「時間の使い方を変えたい!」と考えている方の役に立つんじゃないかと思います。
思えば、これまでたくさんの時間を無駄にしてきたと思います。
上司から「あなたのためになるから」と言われてやりたくもない業務に取り組んだり、たくさんの無駄な会議に出席したり、世間体を気にして行きたくもない飲み会に参加したり…。そうして溜まったストレスから、自分の自由な時間さえも大して楽しくもない遊びに使ってしまったり。
結局、そうした経験が後々役に立ったことはほとんどありませんでしたが「こういうことをすると無駄な時間になるんだな」ということを学べた点では有益でした。
もちろん、すべての無駄を排除した人生を送るべき、というつもりはありません。
日本人初のメジャーリーガー、野茂英雄さんも「若いうちは無駄が栄養ですね。」と語っています。
同じくメジャーリーグで活躍したイチローさんも「無駄なことを考えて無駄なことをしないと、伸びません。」という名言を残しています。メジャーリーガーは思考が似てくるのでしょうか。
ではムダにならない無駄、とムダになる無駄の違いは何なのだろうと考えてみると、やはりそれは「自分がそれを楽しめているかどうか」なんじゃないかと思います。
楽しみながら取り組めている無駄はムダにはなりません。私の場合は、朝少しだけゆっくり眠ったり、家族と一緒にテレビゲームをしたり、一向に上達しないバスケットボールの3Pシュート練習をしたり、料理本を読みながらやたらと凝った料理に挑戦してみたり。
むしろそうした時間こそが人生を彩りを添えてくれるものなのではないでしょうか。
フリーランスに転身して、ゆとりのある時間が増えました。すべての時間を有意義に使えているかというと自信がありませんが、少なくともムダな無駄の時間は減っているんじゃないかなと考えています。
引き続き人生を、有益な時間と、ムダじゃない無駄な時間で埋めていきたいと思います。
無駄がゲシュタルト崩壊してきました。
以上、ムダじゃない無駄とは?という話でした。