こんにちは、Kです。
本日は在宅勤務をしておりました。
「医者が在宅勤務?嘘だ!」という声が聞こえてきそうですが、どういうことかというと、本日はオンラインでの産業医勤務でした。
近年のテレワークの一般化に伴い、一部の産業医業務に関しても条件を満たせばオンラインでの実施が可能となりました。私もその恩恵にあずかっています。
保険診療に関してもオンライン化を推進しようという動きはあるのですが、そのコストや様々なリスクの観点から、まだまだ見通しが悪い状況のようですね。
もちろん、毎度毎度、自宅から勤務というわけではなく、必ず事業所に赴いて行わなければいけない業務もあるのですが、それでも自宅のデスクの座り慣れた椅子から職場にアクセスするという体験はなかなか面白いです。
勤務医をしていた1年前は、まさか自分が在宅勤務をすることになろうとは想像だにしていませんでした。
産業医という働き方は色んな可能性があるんじゃないかなと考えています。
医師の働き方の中でも、文字通り、様々な産業とのつながりが最も強い形態の一つですから、様々なテクノロジーの恩恵を受けやすい業種であるように思うのです。
また、働き方改革の推進や、健康経営が重要視される昨今、産業医の需要はどんどん高まっていくのではないかと思います。
これは完全に雑な予想ですが、社員の健康管理に卓越した知識や技能を持つ優れた産業医が、複数の大企業を顧客として、たくさんの社員さんの健康リテラシーを引き上げまくって、バリバリと稼ぎまくる、なんて時代が来るんじゃないかな、来たらいいな…と思ってます。
来るべき時代に備えて、いつでも将来の需要に応えられるよう、産業医の端くれとして研鑽を積んでおこうと思います。
まだまだ道は長いですが。
以上、在宅勤務と産業医のこれからに関する勝手な展望の話でした。