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M-1グランプリとダークホースの話

こんにちは、Kです。

昨晩はM-1グランプリの決勝を観ていました。

お笑いはそこまで詳しくはないのですが、昔から漫才を観るのは好きで、M-1グランプリは毎年楽しみにしています。

史上最年長優勝を果たした錦鯉は、私も妻も好きなコンビだったので、決定した瞬間は大変嬉しかったです。

開催前は優勝者予想も行われるM-1グランプリですが、結果的には、予想ランキング4位の錦鯉が、予想ランキングではダントツ1位のオズワルドを破っての優勝となりました。

周囲の予想を覆して、最年長のコンビが優勝をかっさらうという、ダークホースが大活躍の今回の大会だったんじゃないかと思います。

先日、まさにこんな本を読みました。


Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代

ダークホースとは、チャンピオンの”標準的なイメージ”に合致しない「予想外の勝者」を意味する言葉です。

普通、我々の想像する各界の成功者は、幼い頃から専門的な鍛錬を重ね、名のある学校などで指導を受け、長年の努力の末に成功をおさめる、というのが”標準的”ですが、この本ではそうした定型的なルートを辿らず、どこからともなく突然現れて、そのずば抜けた才能を独自の流儀でその世界に認めさせた「ダークホース」について述べられています。

独学の末にアマチュアとして初めて新惑星発見の快挙を果たした高校中退のシングルマザーや、事業家としてビジネスを成功させた後に30歳を越えてからテーラーの道に入り世界に名を馳せたオーダーメイド紳士服の職人など、たくさんのダークホースを例に挙げながら、標準的な道筋のみが成功への唯一の方法ではないことを強調しています。

ダークホースとして成功するために欠かせないことは「充足感」を何よりも大切にすること、だそうです。「何かに成功すること」で充足感を得るのではなく、「自分自身にとってかけがえのないことに熱心に取り組むこと」で充足感を得続けることが重要であり、結果的に成功もついてくる、と本書では述べられています。

個人的には、好きなことだけで生きていくということはもちろん理想的ではありつつも誰にでもおすすめできる道ではない、と考えていますが、ただ遠くの目的地だけを見据えるのではなく日々得られる充足感に重きを置くべき、という考えには感銘を受けました。

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錦鯉のお二人がコンビを組んだのはツッコミの渡辺さんが33歳、ボケの長谷川さんが40歳のときで、長谷川さんが芸人をやめようか悩んでいたタイミングだったそうです。

今回、お二人は最年長優勝を果たしたわけですが、それまでの最年長優勝は2017年大会のとろサーモンのお二人の当時38歳だったそうなので、長谷川さんが錦鯉としての活動を始めたときの年齢はそれより上だったことになります。

また、吉本興業以外の事務所からの優勝も2007年のサンドウィッチマン以来、14年ぶりとのことで、まさに錦鯉のお二人は定型的なルートを歩まずに成功を果たしたダークホースと言えるかもしれません。

我々は何か成し遂げたいことや、やりたいことができたとき、その標準的な成功の道筋を歩めていないことに落ち込んだり、引け目を感じてしまいがちです。

しかし、いわゆる王道こそが成功への唯一の道ではないこと、日々自分に充足感を感じながら歩むことでたどり着くことができる成功があることを、この本と今回のM-1グランプリを通して再認識することができた気がします。

医師としてはややアウトローな働き方をしている自分も、何だか勇気づけられるような錦鯉の活躍ぶりでした。

お二人のご活躍を引き続き応援しています。

以上、M-1グランプリとダークホースの話でした。