お金

FP3級,2級の独学突破法と受験を経ての雑感の話

こんにちは、Kです。

先日、FP2級を受験してきたのですが、無事に合格の通知が届きました。FPとはファイナンシャルプランナーの略ですね。

これで私も2級ファイナンシャルプランナー技能士、と名乗ることができます。本業に影響は全くと言っていいほどないのですが、なんか響きがかっこいいですよね。

受験するにあたって、仕事の合間に独学で勉強してみたのですが、最終的に8〜9割くらいと、まあまあの成績で突破することができました。

お金に関する体系的な知識をつけるためにFPの勉強するといいですよ、というのは前に書きました。

医者もFP3級取るといいですよ、という話こんにちは、Kです。 突然ですが、質問です。 「金融資産1億円を達成するためには年間いくらのお金をどのくらいの利率で何年、運...

今回は「FP、受けてみようかな」と思ってる方向けに、独学でこんな感じで勉強したら受かりましたよ、ということと、受験を終えて感じたことを書いてみようと思います。

●試験の概要について

FP 3級,2級の試験は学科と実技の2つから成ります。

学科が知識問題、実技は知識に加えて計算問題が出題されます。

学科は3級,2級ともにマークシート式。

実技に関しては、3級はマークシート式ですが、2級の実技試験は記述式になります。

また、FPには金融財政事情研究会(通称 きんざい)日本FP協会という2つの指定試験機関があるのですが、どちらを経由して取得してもFPの資格としての違いはないそうです。

私はきんざいの個人資産相談業務をという枠で受験しました。

他にも保険顧客資産相談業務資産設計提案業務などがあり、実技試験での出題範囲が違っていたりするのですが、特にこだわりがなければ個人資産相談業務が楽なんじゃないかと思います。

FP 3級には受験資格は特にないのですが、2級に関しては3級に合格していること、もしくは実務経験を有していること、もしくは…と条件があるのですが、要は3級受かったら次は2級、と考えてよいと思います。

ちなみに試験は1月、5月、9月の年3回実施されています。

●教材に関して

FP試験の教材に関しては参考書や問題集など、とにかく種類が多いです。

ただ、個人的には教科書1冊とネットの過去問サイト、これだけで十分合格レベルに到達出来るんじゃないかな、と思います。

教科書は様々な出版社から発売されていますが、3級,2級ともにTAC出版の「みんなが欲しかった!FPの教科書」シリーズがいいんじゃないかと思います。それぞれ分厚くて面食らうのですが、字が大きめ、かつ図解も豊富なので、読みやすい&わかりやすいです。

演習に関しては、過去問数年分を繰り返し行なう、というのが最も効率がよいと思います。3級,2級ともに毎回、問われる内容に一定の傾向があるので、少なくとも試験突破という観点からは3年分ほど解いてみて、よく復習するというので事足りると思います。

過去問は公式サイトでも公開されていますが、解説がありませんので個人サイトを利用するのがよいかなと思います。

私がお世話になったのはお金の寺子屋というサイトですが、構成が見やすく、解説もわかりやすくオススメです。

問題集に関しては、教科書と同じくTACから出版されており、私も3級受験にあたって購入したのですが、最終的にあまり利用せず、2級受験の際は問題集に関しては購入しませんでした。

なぜかというと、教科書同様、とにかく分厚いんですね。問題量も解説も豊富で、良い問題集だと思うのですが、いかんせん量が多いので、何周も行なうのには骨が折れます。

また先述の通り、試験で問われる内容には傾向があるので、そこに重点を置いた学習をするのが効率的なのですが、この問題集はかなり網羅的な内容なのでトピックを絞った学習というのが結構難しいです。

「どんな問題がきても対応できるようにしたい」という方や、「時間をかけてじっくりと取り組みたい」という人向けかもしれません。

●学習の流れ

基本的には教科書を読んで、過去問を解く、というシンプルな方法になるかと思います。ここに来てひねりがなくてすいません。

具体的には

まずは教科書を2周ほど通読

過去問を解きながら、理解が曖昧なところを都度、教科書で確認。3年分くらい。

あらためて教科書を通読

といったところでしょうか。

教科書の通読は、どのくらい時間が取れるかにもよりますが、3級に関しては最初は1週間〜2週間くらいで完了するんじゃないかと思います。過去問を解いているうちによく問われる要点がつかめてくるので、慣れてくると重要ポイントをかいつまんで1日,2日くらいで目を通せるようになります。

準備期間に関しては、3級は試験の1〜2か月前くらいに開始するのがよいかなと思います。それより長すぎても中だるみしてしまいますし、1か月をきると結構カツカツです。

2級に関しては、合格に必要な勉強時間は200時間と言われているそうです。

期間としては、個人的には3級の知識がしっかり頭に入っていれば、やはり1,2か月くらいで事足りると思います。2級で問われる内容は、かなりの部分で3級と被っているので教科書を読んでいても、見知った内容がほとんどです。

ただ、2級の試験問題は3級より遥かに難しい…というか3級が簡単すぎるので、3級のときと同じテンションで臨むと失敗するかもしれません。演習は過去問を使ってしっかりと行なうことをオススメします。

●受験を経ての雑感

上記のような感じで対策した結果、無事にFP2級を取得することができました。

1級を取得するには、2級取得者でも1年以上の実務経験が必要となるため、当面受験の予定はありません。

ただ、2級の勉強をしていて感じたのは、こんなことを書くと身も蓋もないのですが、「教養としては3級の勉強だけで十分かも…」ということです。

というのも、先述の通り2級と3級で問われる内容はかなり被っていて、2級で新たに追加される内容は中小法人資金計画や法人税、事業継承など、会社経営に関わる知識なんですね。

もちろん、起業を志している人は常識として知っておくべき内容ですし、FPとして企業を相手に活動していく上では必須の知識ですが、万人に必要な知識かというとなんとも言えません。

日常にまつわるお金の基礎知識を体系的に学ぶ、という意味では3級のテキストに載っている内容で十分事足りるのではないかと思います。その上で、株式や不動産など自分の興味がある分野を別の書籍で掘り下げていけばいいんじゃないかと感じました。

実際、私の場合、2級の対策をしている途中で正直ダレてしまって、試験直前に結構焦って対策しました。最終的になんとか合格できてよかったです。

ともあれ、FP試験の受験は、私にとってお金について学ぶための良い経験になりました。

この記事がこれから受験を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

以上、FP3級,2級の独学突破法と受験を経ての雑感の話でした。