仕事

他人と違う成果を求めるなら…という話

こんにちは、Kです。

荻野吟子さんという女性をご存知でしょうか。

もしかしたら、あまり聞き慣れないお名前かもしれません。

実はこの方、日本で国家資格を取得して医師になった、初めての女性だそうです。失礼ながら、私も最近まで存じ上げませんでした。

17歳で見合い結婚したのですが、夫からうつされた淋病がもとで離婚。その治療のために婦人科に通院したのですが、当時は男性の医師しかおらず、診察の際はときに恥ずかしい思いもしたそうです。そんな経験から、自らが医師になって同じ境遇にある女性を救いたいと感じるようになったとのことです。

荻野吟子さんは1851年生まれの人で、医師を志した時代は明治で、当時の医学部や医学校は女子の入学を認めておらず、必死に様々なツテをたどった結果、好寿院という私立学校が「女子として扱わないこと」を条件に入学を許可したと言います。

その後、猛勉強の末に優秀な成績で卒業したそうなのですが、今度は国が医師国家試験を受けさせてくれなかったそうです。何度も何度も内務省にかけあい、やっと受験の許可を得て、女性としてただひとり合格し、医師となったのは1885年で、医学校卒業から3年が経った頃でした。

先述の通り、ときは明治で女性が働くこと自体が珍しい時代でしたから、そんな中で女性が医師として働くという決断は当時の人達には異質のものと映ったに違いありません。事実、医学校時代には男子学生から様々ないじめも受けたそうです。

そんな荻野吟子さんの残した言葉にこんなものがあります。

人と同じような生活と心を求めて、人々と違うことを成し遂げられるわけではない。これでいいのだ。

多くの逆境をはねのけて夢を実現した人の言葉だと思うと重みがありますね。

我々は、自分には思いつかないような目標を掲げる人に否定的な言葉をかけてしまいがちです。

しかし、他人と同じような決断をして、他人と同じような行動をしていれば、必然的に行き着く先は他人と同じ場所になってしまいます。

他人とは違う成果を得るためには、たとえ周りに何を言われようと、他人とは違う決断をしなければならないタイミングがあると思います。

私も、フリーランスになるにあたって、周囲の人から色々なことを言われました。中には心無いことを言う人もいましたが、そうした圧力に負けず、自分のために決断してよかったと今では感じています。

以前、「自分がどうしたいかを大事にしましょう」ということについて書きました。

自分がどうしたいかを大事にしましょうという話こんにちは、Kです。 皆さんは最近、何のためにお金と時間を使っていますか。 お金に関しては、食費のため、家賃や住宅ローンの支...

自分の求めるものが、他人と同じものであるなら、他の人と同じ道を進んでいけばいいと思います。

もしそうでないなら、思い切って脇道にそれる覚悟も、ときには必要なんじゃないかな…と考えています。

頑張っていきましょう。

以上、他人と違う成果を求めるなら…という話でした。